ナッツ問題で大韓航空の一部路線運航停止も、「最も高価なナッツになった」「人は許すことを…」―英国ネット

Record China    2014年12月18日(木) 11時44分

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16日、大韓航空の趙顕娥前副社長が搭乗した自社機内で客室乗務員のナッツの出し方を叱責して旅客機を引き返させた問題で、韓国国土交通省は趙前副社長を航空保安法に違反した疑いで告訴した。写真は大韓航空機。

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2014年12月16日、大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が搭乗した自社機内で客室乗務員のナッツの出し方を叱責して旅客機を引き返させた問題で、韓国国土交通省は趙前副社長を航空保安法に違反した疑いで告訴した。英紙が報じたこのニュースに、英国のネットユーザーがコメントを寄せている。

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英紙デイリー・メールは16日、韓国国土交通省が大韓航空の趙前副社長を航空保安法に違反した疑いで告訴したと報じた。

趙前副社長は今月5日、米ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港から韓国・仁川(インチョン)行きの機内で客室乗務員のナッツの出し方を叱責し、機内サービスの責任者を機体から降ろすために旅客機を引き返させ、離陸を遅らせていた。同省は、趙前副社長が独断で責任者を機体から降ろしたことや、叱責した際に怒鳴ったり罵声を浴びせたりしたことが、航空保安法に該当するとしている。また、仁川−ニューヨーク間の路線で最大31日間の運航停止、または21億6000万ウォン(約2億3200万円)の課徴金が検討されていると報じている。この報道に、英国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「彼女が食べたナッツの中で最も高価なナッツになってしまったね!」

「彼女は辞任したし、公にも謝罪した。これ以上、何ができるんだ」

「この問題はもう何度も報じられている。彼女は恥をかいたし、会長である父親も彼女を罰した。彼女の行動は非常にまずいことだし、叱責された客室乗務員も気の毒だと思う。けれど、もうこの問題はひと段落させた方がいい。長引けば長引くほど、人々は怒りを覚えるし、フラストレーションがたまる。これ以上、何を要求するんだ?彼女を絞首刑にでもしたいのか?今の世の中では、人は許すということをしなくなってしまった」

「趙前副社長は北朝鮮の人間のようだね。金正恩はこういう汚い仕事をやれる人間を求めているに違いない」

「要するに、こういう種類の人間の本性を見せつけてしまったということだ。ひどいことだ」

米国の有名大学の出身だそうだね。エリート教育というのは、現実の世界を把握していないことが多い。乗務員を指導しようとしたつもりが、しっぺ返しを食らってしまった」

「乗務員らにうその証言をさせようとしていたということについてもきちんと捜査すべきだ」

「大韓航空は間違いなく安全上の問題を抱えている」

「大韓航空に乗ったことがある人なら知っていると思うが、親切でサービスの質も米国の航空会社よりいい」(翻訳・編集/Yasuda)

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