北京-深セン、広州の高速寝台列車が1月1日から運行開始、マットも柔らか―中国メディア

Record China    2014年12月18日(木) 9時14分

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17日、北京と深セン、広州(広東省)を結ぶ高速寝台列車が1月1日から運行を開始するのを前に、16日、列車内の様子を取材した。

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2014年12月17日、北京と深セン広州(広東省)を結ぶ高速寝台列車が1月1日から運行を開始するのを前に、16日、列車内の様子を取材した。京華時報が報じた。

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▼普通の寝台列車より10cm広いベッド

高速寝台列車は16両編成で、定員は630人。運行速度は約250kmだ。うち、1両目と16両目が2等席で、座席の上に荷物置きが設置されている。高速寝台列車には、普通の高速列車より広い車両が採用されているように感じた。8両目は食堂車。24時間営業で、乗客は無料で夕食を楽しむことができる。ただ、今のところ温かい食事が提供できる状況は整っていない。

8両目を除いた、2両目から15両目は寝台車。扉を開けると個室が1両当たり10部屋(4人用)並んでいた。

北京鉄道局のスタッフによると、高速寝台列車の寝台車は普通の列車と比べて、各ベッドが約10cm広くなっているほか、マットも柔らかくなっており、快適度が向上している。

▼液晶テレビやコンセントも完備

実際に個室に入ってみると、共同で使うポットが置かれていた。また、各ベッドに液晶テレビが付いており、ドラマや映画、旅行情報などを鑑賞できる。また、ベッドの足側には「呼び出しベル」が付いており、緊急時などに押すと、乗務員が駆けつけてくれる。

車両内はエアコンが効いているため、冬に列車に乗ると暑く、夏に乗ると寒いと感じる乗客も多いだろう。しかし、高速寝台列車では、常時室温が24-26度に調節され、出てくる風の強さも、乗客が自分で調節できるようになっている。

そのほか、ベッドの窓側にライトが付いているほか、洋服掛けや使い捨てスリッパ、イヤホンなども完備している。また、壁にはコンセントも付いている。

高速寝台列車は夜間に運行するため、一晩中乗務員が交代で15分おきに見回る。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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