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18日、中国紙・環球時報は、国境なき記者団が発表した報告書のなかで「獄中にいるジャーナリスト世界最多は中国」とあるのは、まったくのデマだと主張した。資料写真。
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2014年12月18日、中国紙・環球時報はパリに本部を置く国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(RSF)」が16日に発表した年次報告書の「獄中にいるジャーナリスト世界最多は中国」という記述について、「西側諸国が捏造(ねつぞう)したデマだ」と真っ向から否定した。
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RSFによると、今月8日の時点で獄中にいるジャーナリストは全世界で178人存在。国別では中国が最も多く33人で、次いでエリトリアの28人、イランの19人となっている。この数字について同紙は、「まったく根拠のないもので、同じメディアの一員として黙ってはいられない」と憤慨。「北京五輪のころからRSFは常に中国を攻撃目標にしている。西側諸国が中国の台頭に不快感を抱いているからだ」と指摘した。
同紙はさらに、RSFが公表した中国の獄中ジャーナリストの氏名についても、「実在しない人間や、贈収賄や違法出版などの容疑で逮捕された人間の名前ばかりであり、中国政府が報道の自由を奪っているという印象を作り上げるためのデマだ」と主張。「RSFはまともな組織ではなく、西側諸国の利益のために作られた組織であり、ジャーナリスト保護のための組織ではない」と批判している。(翻訳・編集/本郷)
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