愛くるしいハリネズミ、売られていたのは蒸し焼き料理向け?!―北京市

Record China    2007年7月24日(火) 9時33分

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22日、北京市内の繁華街近くの路地裏で、ハリネズミ2匹が保護された。男が山から捕まえてきて、街で売ろうとしていた。ペットとしてではなく食用に。

2007年7月22日、北京市内の繁華街近くの路地裏で、ハリネズミ2匹が保護された。このハリネズミはある男が故郷の山で捕まえて連れてきたもの。男は販売許可など持たないまま道行く人に声をかけ、1匹50元(約800円)で売ろうとしていた。ハリネズミは野生動物で勝手に捕獲することが禁止されているため、繁華街の監視員に没収された。

通報したのはたまたま通りがかった年配の男性。道端の男が袋から何やら丸々としたものを取り出し、食べ方の説明を始めたので見るとハリネズミ。驚いてすぐ通報した。男は食べ方について「ハリネズミの全身を泥で塗り固めて“泥ダンゴ”にして火であぶり、蒸し焼きにする。火が通って泥をはずせば一緒にハリも取れる」と説明していたという。

2匹のハリネズミは人間に怯えて縮こまり、水や食べ物を出されても近づこうとしなかったが、ほどなく動物保護部門に送られ、自然に帰された。(翻訳・編集/WF)

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