米国政府が国民に世界全地域でのテロ警戒を呼びかけ=13年8月以来のレアケース―中国メディア

Record China    2014年12月22日(月) 14時23分

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19日、米国務省は海外旅行へ出かける米国民に対し、世界全地域を対象とした安全に関する警告を発表した。写真はニューヨーク。

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2014年12月19日、米国務省は海外旅行へ出かける米国民に対し、世界全地域を対象とした安全に関する警告を発表した。米国政府が世界全地域を対象とした警告を発表するのは非常にまれで、アルカイダに関する警告を発した13年8月以来。21日付で中国新聞社が伝えた。

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米国務省は19日、年末年始の休暇期間中に海外旅行へ出かける米国民に対し、今月15日にシドニーのカフェで発生した人質立てこもり事件を例に挙げ、現地のさまざまな環境や危険な状況に警戒心を持ち、公共の場で発生する可能性のある予測し難いテロ事件などに注意するよう呼びかけた。

米国務省によると、過去に発生したテロ事件などを分析した結果、テロリストはホテルやショッピングエリア、宗教活動の場、学校など、人が集まる場所を集中的に狙っており、祝祭日など特別な日に多く発生している。そのため、年末年始の祝祭日やイベント開催日に注意するよう呼びかけている。

特に、人質2人が犠牲になったシドニーの立てこもり事件を例に挙げ、外出時には十分に注意し、個人の安全を確保するための適切な措置を採るように促している。なお、警戒期間は15年3月19日までとしている。

米NBCの報道によると、米国務省は現段階では米国民に対する具体的な危険情報を入手していないものの、シドニーの人質立てこもり事件に類似した事件が発生する可能性を危惧し、今回の警告発信に至ったという。(翻訳・編集/HA)

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