韓国で憲法9条のノーベル平和賞受賞に向けて署名運動=安倍政権の憲法改正を強く懸念―米紙

Record China    2014年12月22日(月) 10時57分

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18日、元首相を含む韓国の識者約50人が、日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦する署名運動を始めると発表した。日本国内で憲法9条を守る市民を支持し、2015年度の平和賞を目指すという。写真はノルウェーのノーベル平和センター。

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2014年12月18日、元首相を含む韓国の識者約50人が、日本の憲法9条をノーベル平和賞に推薦する署名運動を始めると発表した。日本国内で憲法9条を守る市民を支持し、2015年度の平和賞を目指すという。ニューヨーク・タイムズ中国語版が伝えた。

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韓国は安部政権がこの第9条の解釈を変更、改訂することによって自衛隊の力を拡大することを懸念している。

2013年、日本の主婦がネット上で署名活動を開始、ノーベル賞選考委員会に憲法9条への平和賞授賞を求めた。選考委員会が「文書に賞を与えることはできない」との見解を示したため、彼女は日本国民への授賞を求めて活動を開始、すでに賛同者は40万人を超えている。

今回署名運動を始める韓国の活動家たちは、憲法9条がノーベル賞を受賞すれば、安部首相を強くけん制することになり、地域の安定に役立つことになると述べた。ソウルで行われた記者会見では、「日本が永久に平和憲法を持ち続け、これまでと同じように人類の平和を祈り、戦後の東アジアと世界平和のいしずえとなることを願う」と述べた。

すでに韓国では寺院や教会、SNSなどで署名を求める活動が始まっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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