Record China 2014年12月25日(木) 0時29分
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20日、中国最大の無料動画サイト・人人影視は正式な閉鎖宣言を行い、8年間の歴史に幕を閉じた。ネット上にはこれを嘆く人々の声があふれている。写真はスマートフォンで動画を見る中国人。
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2014年12月20日、中国最大の無料動画サイト・人人影視は正式な閉鎖宣言を行い、8年間の歴史に幕を閉じた。ネット上にはこれを嘆く人々の声があふれている。人人影視の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントには22日正午現在、4万8000件を超えるコメントと12万5000件以上のシェアが行われている。
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閉鎖宣言には「われわれを必要とする時代は終わった。今は私たちよりももっと良いルートが別にある。これ以上続ければ、皆さんに迷惑をかけることになるだけだ。ご理解いただきたい」と書かれている。
人人影視の売りは優秀な「字幕組」にある。もともと外国語を専攻する学生たちが翻訳スキルを向上させるために作った字幕組だが、その翻訳のスピードはプロ顔負け。米国や韓国、日本の人気ドラマが本国で放送されると、次の日には人人影視のサイト上に中国語の字幕付きでアップされているほどだ。以下はユーザーたちの主なコメント。
「8年間ありがとうございました。人人影視は私の青春でした」
「人人影視がなかったら、今の私はないでしょう。ありがとう」
「広電総局(中国の全メディアを取り締まる機関)のヤロー!」
「ちゃんと版権を買って、有料で配信すればいいじゃないか」
「俺は金を払ってでも、人人影視が見たいのに」
「中央テレビは半年たっても海外ドラマに字幕なんか付けられないさ」
「人人影視よりも良いルートなんか中国にあるわけない」
「お金の問題じゃないんだ。人人影視は俺たちが見たいものを見せてくれた」
「これからはあのくだらない抗日ドラマを見ろというのか!」
「これで中国人の進化がまた遅れるな」(翻訳・編集/本郷)
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