2014年12月15日、エアバスが今月初めに発表した予測によると、中国では今後20年間で新たに民間旅客機と民間貨物機が5300機あまり増加する見込みだ。価格は8200億ドル（約97兆円）に上り、機体数は同じ期間に世界で増加するとみられる機体数全体（3万1000機）の17％を占めることになる。今後20年間は中国国内市場でも国際市場でも、中国の航空旅客輸送量が常に世界のトップレベルに立ち、成長率も世界の平均水準を上回ることになるという。

【その他の写真】

旅客数をみると、中国国内の航空旅客輸送量は2023年に米国国内の航空旅客輸送量を抜き、中国は世界一の民用航空市場になる見込みだ。

エアバスの責任者は、「中国本土で運航するエアバスの航空機の数は、座席数100以上の機体では中国本土全体の半分を占める。今後20年間、エアバスに寄せられるニーズのうち最大のものは中国から来ることになる」と話す。（提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤）