<2014年スポーツ総決算(13)>韓国の「空調操作疑惑」に波紋が広がる=仁川アジア大会のバドミントン日韓戦

Record China    2014年12月30日(火) 20時8分

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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。13件目は仁川アジア大会のバドミントン会場の空調操作疑惑。

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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。13件目は仁川アジア大会のバドミントン会場の空調操作疑惑。

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9月21日、中国メディア・騰訊体育は、韓国・仁川アジア大会のバドミントン会場で、韓国選手に有利となるよう空調が意図的に操作された疑いがあると報じた。会場の桂陽体育館をめぐっては、大会前の練習段階から、風や照明について各国選手から不満の声が上がっていた。

競技初日、中国チームの試合は夜に組まれていたが、午後に試合をした他国の選手から「会場の空調が、韓国チームの試合になると突然切られた」などの指摘があった。21日も同様の状況が起きた。ライン際の判断を2度もミスした中国人選手は「後ろから吹いていた風が向かい風に変わったのがはっきりと分かった」と話した。

男子団体準々決勝の日韓戦、第1試合のシングルスで、日本の田児賢一が第1ゲームを奪うと、無風だった会場に空調が入り、韓国選手が第2、第3ゲームを連取し逆転勝ちした。 田児とコーチは空調をめぐり審判に抗議したが、取り合ってもらえず。日本のネット上にはシャトルが風で押し戻される証拠画像が出回り、ネットユーザーからは「科学的に説明がつかない」と批判の声があがった。

この問題について大会組織委員会は「20日に電気の使い過ぎで停電になったことを受け、試合当日は節電のために空調を入れたり切ったりしていたため」と説明している。しかし、中国の海信空調研究開発センターの趙(ジャオ)主任は「空調のスイッチのオンオフで節電するのは間違い。そんなことをすれば消費電力は間違いなく増加する」と指摘している。(編集/北田

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