「友好的でクリーン」な日本の病院、中国で賄賂を惜しむと…―中国人妻が見た日本

Record China    2015年1月5日(月) 22時23分

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5日、日本に嫁いで9年目の中国人女性はこのほど、日本と中国の病院の対応の違いについて語った。写真は中国の病院。

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2015年1月5日、日本に嫁いで9年目の中国人女性はこのほど、中国人の目線から見た日本の不思議な点や、中国とは違うさまざまなカルチャーショックについて語った。

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日本は世界でも有数の医療大国で、彼女は日本の病院に大きなカルチャーショックを感じたという。中国では受診する場合、まずは診療科の前に並び、診察番号が書かれた券をもらう。中心地の病院ともなれば、農村部から出てきた患者も多いため、券をもらうのに未明から並ぶ人も珍しくない。病院スタッフの態度の悪さは有名で、手術の場合はさらに面倒が多い。

今でこそ賄賂を受け取る人は少なくなっているが、それでもこの現象が根絶したわけではない。彼女は親戚から、「麻酔科医への賄賂は惜しんではだめ」と聞いたことがある。その親戚によると、知人が麻酔科医への賄賂を惜しんだために、麻酔の量を減らされ、全身麻酔が途中で切れた。このようなケースが頻繁に起きるとは限らないが、自分の身に起きたらと考えただけで恐ろしいと彼女は言う。

そんな中国の病院に対し、日本の病院は規模にかかわらず病院スタッフは友好的で、賄賂を渡す習慣も基本的には存在しない。彼女が出産する際には、帝王切開の可能性もあるため、事前に医者にお金を渡した方がよいのではと心配したというが、日本で賄賂を渡さなかったからといって麻酔の量を減らされることはないと知り、安心したという。(取材・編集/内山)

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