Record China 2014年12月27日(土) 21時5分
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25日、台湾の女流作家・瓊瑤が中国のドラマプロデューサーのパクリを指摘して起こした裁判で、北京市第三中級人民法院が原告の訴えを認め、被告側に損害賠償を命じる判決を下した。写真は瓊瑤。
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2014年12月25日、台湾の女流作家・瓊瑤(チョン・ヤオ)が中国のドラマプロデューサーのパクリを指摘して起こした裁判で、北京市第三中級人民法院が原告の訴えを認め、被告側に損害賠償を命じる判決を下した。新浪が伝えた。
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騒動が始まったのは今年春。著作の多くが映像化され、20年以上にわたって数々のヒットドラマや映画を生み出してきた「純愛ドラマの母」瓊瑤が、中国の著名ドラマプロデューサーの于正(ユー・チョン)のパクリ行為を指摘した。人気の時代劇ドラマ「宮鎖連城」について、瓊瑤の小説をドラマ化した「梅花烙」の盗作であると指摘し、著作権の侵害を訴えて北京市第三中級人民法院に提訴。今月に入ってから裁判がスタートしていた。
25日、第一審では瓊瑤側の主張を認め、「ストーリーや展開に原告作品と酷似した箇所がある」として、于正を含む5人の被告に500万元(約9700万円)の損害賠償の支払い、ドラマ作品の放送やPR、販売の禁止を命じた。勝訴した瓊瑤はブログで、「知的財産権の勝利」と喜びの声を上げている。また、賠償金はチャリティー団体に寄付することを発表した。
第一審の判決に対し、于正側では「証拠不十分」として控訴することを明らかにしている。
今回の裁判では、著名なヒットメーカーを含む中国の脚本家109人が今月11日、連名で声明文を発表し、瓊瑤への支持を表明。さらに「中国の東野圭吾」と呼ばれる人気作家・周浩暉(チョウ・ハオホイ)氏がこのほど、于正がプロデュースした時代劇ドラマ「美人製造」について、自身の小説「邪悪催眠師」のパクリであると指摘し、提訴することを明らかにしている。(翻訳・編集/Mathilda)
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