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23日、アメリカのメディアは中国に対する国民の意識調査結果を報じた。それによると、米国民の25%が将来中国はアメリカを抜き、世界一のイノベーション大国になると信じているという。
2007年7月23日、アメリカのメディアは、民間調査団体がおこなった中国に対する国民の意識調査結果を報じた。
民間調査団体ゾグビー・インターナショナルは、米IBMに委託して8046人のアメリカ人にインターネット調査をおこなった。その結果、多くの回答者がアメリカは未来をになう次世代への教育が不十分であると認識しており、70%は政府の努力不足を原因にあげている。
これに対し、あらゆる分野で発展のめざましい中国に対しては高い評価を下しており、25%は、中国は今後10年以内にアメリカを抜いて世界一のイノベーション大国になると考えている。
先月発行の英国経済誌「フィナンシャル タイムズ」にも、中国政府がハイテクノロジーなどの新分野に多額の国家予算を投じていると報じ、数年後には中国のハイテク産品輸出量がアメリカやEU諸国を追い抜くと予想している。(翻訳・編集/本郷智子)
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