Record China 2015年1月5日(月) 3時10分
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30日、韓国の新生児の97%に蒙古斑が認められることが分かった。ソウル第一病院のシン・ソンムン教授のチームが2012年から13年にかけて、韓国人夫婦から生まれた新生児1964人を対象に行った調査によって判明した。資料写真。
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2014年12月30日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国の新生児の97%に蒙古斑が認められることが分かった。ソウル第一病院のシン・ソンムン教授のチームが2012年から13年にかけて、韓国人夫婦から生まれた新生児1964人を対象に行った調査によって判明した。
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蒙古斑はアジア人の新生児に現れる青い母斑で、韓国の新生児でも臀部(でんぶ)などに見られる。大部分は治療が不要で、青少年期には自然に消失する。
蒙古斑が見られる新生児の割合は、アジア人ではモンゴルを除き日本が81.5%、中国が86.3%で、韓国が最も高く、アメリカ・インディアンの62.2%、西洋人の6.2%を大きく上回る。
今回の調査によると、韓国の新生児の蒙古斑の位置は臀部や胴体が最も多く、97.3%だった。腕(1%)、脚(0.8%)、胸と背中(0.7%)、頭と首(0.2%)に現れる例もあった。
また、韓国の新生児で蒙古斑の次に多いのは脂腺母斑(37.4%)だった。このほか、血管性病変のうち最も多いのはサーモンパッチ(30.8%)だった。サーモンパッチとはサケの身の色に似た境界のはっきりしない母斑で、出現する場所は後頭部(62.8%)、まぶた(34.9%)、額(15.2%)の順に多くなる。
新生児に見られる母斑は人それぞれで、人種による差異もある。シン教授は「蒙古斑の発生率は民族的な差が最も大きい。だが、韓国人の発生率が高いことを、韓国が他国よりも民族構成が単一だからだと解釈するのには無理がある」と述べた。今回の調査結果を含む論文は『大韓新生児学会誌』の最新号に掲載された。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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