日中写真交流協会副会長などを務める叶茂（yemao）が、「日本の豊かな大自然」と題する作品を紹介する。

金融機関に勤務する叶茂の毎日は忙しく、撮影には休みを利用して車であちこち出掛けている。作品は中国のSNSで広く拡散されていてファンが多いだけでなく、作品を見たことが訪日のきっかけになることも少なくはない。

「本当の意味での『いい写真』には伝えたい内容と心が必要」と語る叶茂は次回、どんな作品を披露するのか。多くの人が期待を寄せている。（編集/野谷）

●叶茂（yemao）

家族の影響で中学生の時に撮影を始める。二十数年前に来日し、職業は金融関係。日本写真協会会員、日中写真交流協会副会長、視覚中国正式契約写真家。日本写真家協会（JPS展）など各コンテスト入賞、日中両国で雑誌、本多数出版。得意ジャンルは風景や芸術、人物写真など。写真を取る際の心得として、「本当の意味での『いい写真』は、単に完璧な構図で出来上がるものでありません。それは、伝えたい内容がしっかりあり、心を込めて撮影に挑んでこそ出来上がるものだと考えています」と語る。
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