中国の第2四半期のパソコン出荷台数、米国を抜いて世界一に―中国メディア

Record China    2011年8月25日(木) 7時11分

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23日、中国の今年第2四半期(4〜6月)のパソコン出荷台数は1850万台に達し、米国の1770万台を抜いて世界最大のパソコン市場となったことが分かった。写真は7月、南京のアップル専門店。

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2011年8月23日、中国の今年第2四半期(4〜6月)のパソコン出荷台数は1850万台に達し、米国の1770万台を抜いて世界最大のパソコン市場となったことが分かった。新浪科技が伝えた。

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米市場調査会社IDCの統計報告で明らかとなった。それによると、今年第2四半期の中国市場におけるパソコン出荷額は119億ドル、米国は117億ドルだった。出荷台数でみると、中国の世界シェアは22%で、米国を1%上回った。

IDCアナリストのブライアン・マー氏はインタビューで、今年第2四半期に中国市場におけるパソコン出荷台数は1850万台に達し、米国の1770万台を抜き、世界最大の市場になったことを明らかにした。

マー氏はこのほか、2012年には通年で米国を抜く可能性が高いとの見方を示した。2011年通年では中国のパソコン出荷台数は7240万台で、米国よりも100万台少なくなる見込みだが、2012年には出荷台数を18%伸ばし、米国の7660万台を上回るという。

2009年に米国を上回る自動車市場となった中国の急速な成長はパソコン市場にも波及している。第一生命経済研究所主席エコノミストの長浜利広氏は「自動車市場と同様に、遅かれ早かれ起こることだった」とし、「中国の人口規模はきわめて大きく、中国人の収入レベルも高まっている」との見方を示した。(翻訳・編集/岡田)

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