2011年8月26日、大手自動車メーカーの上海汽車集団の副総裁で乗用車分公司の陳志〓総経理はこのほど、今後4年以内に自主ブランド車事業に対し220億元（約2640億円）を投じる考えを明らかにした。中国の各メディアが伝えた。（〓は金が3つ）

資金の用途について陳総経理は、工場の建設や設備の購入にあてるほか、30億元を研究開発部門に投入するとした。同社はこれまでに120億元を自主ブランド車事業に投資している。

陳総経理によれば、2012年末に自主開発したプラグインハイブリッド車を発表するほか、米GMと共同で開発を進めている最先端エンジンとトランスミッションも2年以内に実用化し、自主ブランド車に搭載する計画だ。

同集団が発表した15年の販売目標台数は600万台で、このうち自主ブランド車を現在の5倍にあたる100万台まで増やす。さらに合弁ブランド車以外の自主ブランド車や独自開発モデルの販売を全体の50％まで引き上げ、新エネルギー車については市場シェア20％超を狙う。（翻訳・編集/JX）