中国漁船がモーリシャスで座礁=「油のような跡」目撃情報も、現地政府「燃料漏れ確認されず」―仏メディア

Record China    2021年3月9日(火) 11時50分

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8日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、インド洋の島国・モーリシャスで中国の漁船が座礁したと報じた。写真はモーリシャス。

2021年3月8日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトによると、インド洋の島国・モーリシャスで中国の漁船が座礁した。

記事によると、モーリシャスのスディーア・モドゥー漁業相が8日に「中国国旗を掲げた漁船が7日に首都ポートルイス付近で座礁した」と発表した。

仏FRPの報道によると、7日午後5時30分ごろに中国の水産会社・栄成永進に所属する漁船「魯栄遠漁」がポートルイス北西部の沖合1キロほどにある岩礁に座礁。船上には貨物は積まれていなかったものの、燃油130トンと潤滑剤5トンが搭載されていたという。

モドゥ漁業相は8日にメディアに対し、現地に派遣されたダイバーによる調査では「何の漏れも見つからなかった」と発表した一方、近隣住民からは「岸辺に油のような跡が見えた」との声も出ている。なお、この情報についてモドゥ漁業相は「潤滑剤かもしれないが、重油、すなわち燃料ではない」と語ったという。

記事は、インド洋に浮かぶモーリシャスでは昨年8月に大型貨物船が座礁して1000トン以上の重油が流出する、史上有数の深刻な海洋汚染事故が発生したばかりだと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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