韓国、今度は飲酒運転をした中国領事が「免責特権」を主張=ネットが怒り「甘く見すぎ」「大統領のせいで…」

Record China    2021年7月13日(火) 15時20分

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12日、韓国・デイリーアンは「ベルギー大使夫人による暴行事件に続き、今度は飲酒運転で摘発された中国領事が免責特権を主張した」と伝えた。資料写真。

2021年7月12日、韓国・デイリーアンは「ベルギー大使夫人による暴行事件に続き、今度は飲酒運転で摘発された中国領事が免責特権を主張した」と伝えた。

記事によると、光州(クァンジュ)西部警察署は同日、飲酒運転の疑い(道路交通法違反)で駐光州中国総領事館の領事を送検したと発表した。この領事は先月20日午前1時30分から2時25分まで約50分ほど飲酒運転をした疑いが持たれている。

領事は通行人からの通報用により、マンションの地下駐車場で摘発された。当時の血中アルコール濃度は0.119%で、免許取り消し水準の泥酔状態だったという。領事は「病院に入院している中国人に会ってきた帰りで、公務中に起きたこと」と免責特権を主張したが、警察は公務上の行為とは考えがたいと判断し、免責特権を適用しなかったという。

「免責特権」とは、外交関係に関するウィーン条約に基づき外交官の民事・刑事上の責任を免除すること。円滑な外交活動を保障するためであり、これにより外交官は駐在国で犯罪を犯しても処罰できないというものだ。

韓国では最近、ある衣料品店の店員がピーター・レスクイエ(Peter Lescouhier)駐韓ベルギー大使夫人から暴行を受ける事件も起きた。この事件は大使が免責特権を行使し、被害者側も処罰を望まないという意思を伝えたため、公訴権なしで終結していた。

これを受け、韓国のネット上では「入院中の中国人と一杯?。公務を何だと思ってるの?」「もし国民がけがでもしたらどうするの?」と批判の声が上がっている。また「韓国のトップが中国に頭が上がらないんだから、見くびられるのも無理がない」「文大統領は中国にぞっこんだから仕方ない」「もし自分が中国人でも韓国のことはばかにしそう。だって大統領や公務員がへつらってるから」など、その矛先は大統領にも向けられている。

その他「ベルギー大使夫人の事件もおかしい。服を買うのが公務上のこと?。韓国を甘く見すぎ。もっと強い国になろう」「これが日本大使館だったら、韓国人は慰安婦像の前でデモをするのだろう」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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