2021年8月20日、中国中央テレビ（CCTV）の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウントはアフガニスタンから米軍機で脱出した韓国大使の経験談を紹介した。

同アカウントは、韓国の崔泰浩（チェ・テホ）駐アフガニスタン大使の話を紹介している。同大使は15日に「直ちに撤収せよ」との緊急通知を受け取った際にはすでにタリバンが近くまで迫っており、「小さな荷物を1つだけ持って出た」と語った。そして米軍が手配したヘリコプターに乗ってカブールの空港に向かったとのことで、空港の近くでは銃声がしばしば聞こえ「映画の戦争シーンのようだった」という。

さらに、米軍の用意した飛行機の機内について崔大使は「米国人優先だったので、大部分は米国人だった。それに私のような外国人のほか、一部アフガニスタン人も乗っていた」と語っている。

この件について、中国のネットユーザーは「米国の飛行機なんだから、米国優先が当然だろう。まさか韓国を優先しろと？」「韓国は自分で飛行機を出せないのか」「韓国機が国民を乗せて引き揚げる時だって、韓国人優先だろうに」「米国の飛行機に乗せてもらえるだけでもありがたいじゃないか」といったコメントを残している。（翻訳・編集/川尻）