第1回グローバルメディアイノベーションフォーラムが26日、北京市内で開催されました。同フォーラムは、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）が中心となり、中国オリンピック委員会、北京冬季オリンピック組織委員会と共催するもので、科学技術部がサポートしています。今回のテーマは「科学技術オリンピックの共有」。世界78カ国・地域から計145のメディアと国際機関の代表者がオンライン形式でフォーラムと関連イベントに参加しました。

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国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長は、フォーラムの成功裏の開催に祝意を表し、「CMGおよびこれまでの中央電視台（CCTV）は数十年にわたり、IOCの貴重な協力パートナーであり、オリンピックの魅力を中国国民に伝えることに尽力してきた」と述べた上で、「CMGオリンピックチャンネルの放送開始に伴い、双方の協力はさらに新たな高みへと踏み出した」としました。

CMGの慎海雄台長兼編集長は、「CMGは、革新的な手段によりオリンピックを広め、オリンピックの魅力を伝えることに注力してきた」とし、「CMGは、東京オリンピックで世界初となる4K超高精細チャンネルによる競技の生中継に成功した。CMGのオリンピックチャンネルは、北京冬季オリンピック開幕100日前に放送を開始した。CMGは2日前にも、8K超高精細チャンネルを発表した」と述べました。

フォーラムでは、CMGの冬季オリンピック中継報道における革新的技術や「相約冬奥（冬季オリンピックで会おう）」特別ニュースサービスの契約状況が展示され、さらにCMGとオランダのInsight TVが共同製作した冬季オリンピックをテーマとしたドキュメンタリーも発表されました。

CMGは、フォーラムの成果として、アジア太平洋放送連合（ABU）、アラブ諸国放送連合（ASBU）、ヨーロッパニュースエクスチェンジ（ENEX）などの国際的なメディア機関と共同で「第1回グローバルメディアイノベーションフォーラム共同イニシアチブ」を発表しました。

同フォーラムではまた、「スマート冬季オリンピック、共に未来へ」「一緒に冬季オリンピックを見よう」「科学技術オリンピックの共有―CMGハイテク」をテーマとしたサブフォーラムと北米サブフォーラムも並行して開催されます。（提供/CRI）