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<コラム>「言葉にしなくても分かる」が称賛される日本、「言葉にしなさい」と教育する中国

むらさわりこ    2017年3月1日(水) 14時0分

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以前「パパ、どこ行くの?」という中国大陸で放送されている大人気バラエティ番組を見た。中国の親がどのように子供を教育するのかを知ることが出来て非常に興味深い。写真は2014年に公開された「パパ、どこ行くの?」の映画版。

こんなシーンもあった。切り傷を負ってしまい誰もそれに気づいてくれず、いじけて黙りこくっている5歳の息子に向かって父親が「言葉にしなさい。言わなければ分からない。言葉にしなければ誰もおまえの考えていることは分からない!」ときつく叱っていた。日本人からすると少し厳しすぎるような気もするが、中国人にとって自分の考えや状況を口に出して伝えることは必須であり、怒号の中国社会の中で自分を守る力になっていくのだろう。

もしこれが日本だったら口に出して言いなさい、と叱ることはほとんどないように思う。「何も言わなくても何でもわかるよ。だって家族だから」などと日本の家族観が強調されることはあるかも知れない。

「言葉にしなくても分かり合える」とか、「言葉にすると大切なものが零れ落ちてしまう」などいった価値観がもてはやされるのが日本の文化。「どんなに親しくても言葉にするのが大事」と考えるのが中国の文化。地理的には近いが、まさに考え方は正反対である。

ちなみに番組に出てくる父親たちは料理上手、家事上手だ。妻への愛情表現もキスをしたり、仲良く踊ったり、抱き上げてくるくる回したりとさまざまである。たった3日の旅行なのに、妻へ電話をかけ、恋しくて泣き出す父親もいた。自由奔放である。テレビなので多少の誇張はあるだろうが、日本では観られないような実に面白い番組だ。

全シリーズに日本語字幕をつけて多くの日本人が観ることができるようになれば、日本人の持つ中国人のイメージが大きく変わるのでないだろうか。「言葉にしなければ伝わらない」と教えられる中国の子どもたちが、つたない言葉でどのように自己を表現するのかが非常に面白いところである。

■筆者プロフィール:むらさわりこ

1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。

■筆者プロフィール:むらさわりこ

1989年日本生まれ。22歳の時に2歳年上の福建省出身の中国人男性と結婚。英語を独学で習得後、英会話講師として働く傍ら中国のテレビなどを通し中国語も独学で習得。趣味は語学と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な国を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に国境や言葉の壁は関係ないと考えている。

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