中国のハイエンド無人機、今や西欧を凌駕する

月刊中国ニュース    2017年3月5日(日) 15時50分

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国際市場でハイエンド無人航空機(無人機)の製品は決して多くない。偵察と攻撃能力を併せ持った無人機は、中国の彩虹-3と彩虹-4のみとなっている。写真は彩虹-5無人機。

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海外無人機発展の歴史と現状

無人機の分野では、アメリカとイスラエル、そしてヨーロッパ諸国の一部の国が先鞭をつけた。アメリカは最も多くマンパワーと財力をつぎ込み、一貫して世界でトップの無人機技術を持っている。それに続くのはイスラエルで、その他イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、イタリア、ロシア、インド、日本、シンガポール、韓国など、ヨーロッパとアジアの国々が無人機分野において膨大な成果を展開している。

アメリカ「プレデター」 アメリカは最も早く無人機を研究・開発した国の一つである。研究水準や技術の発達度においても、装備の規模および数量、種類、実戦経験においても、世界でトップレベルを保っている。航程は遠・中・近距離におよび、性能は戦略・戦術偵察、通信中継、電子対抗、攻撃作戦などの領域を網羅し、さまざまな性能を組み合わせた無人機作戦ネットワークを作り出している。アメリカは世界の無人機発展の歴史における最先端レベルを代表し、世界の潮流をリードする存在といえるだろう。大型無人機の多くは米軍が使用するもので、投資の多くの割合を占めている。歴史的発展のプロセスを分類すると、各種戦術無人機、中高度長時間滞空型、無人作戦機などがある。戦術無人機の代表的な型は「シャドー200」と「ハンター」、中高度長時間滞空型の代表的な型はプレデター・シリーズと「グローバルホーク」、無人作戦機の代表的な型は「X-45A」、「X-47B」などがある。 イギリス「タラニス」 イギリスは早くから開発をはじめ、無人機を使用していた国家の一つである。無人機の発展水準も高く、その典型的な無人機には「フェニックス」、「ウォッチキーパー」、「ガーディアン」などがある。陸軍の無人機活用拡大計画の一環として、2002年12月3日、イギリス陸軍砲兵32団が陸軍初の無人機団となった。それからイギリスの国防省は着実に無人機の使用に力を入れてきた。イギリスは積極的にステルス機を研究している。世界の軍艦搭載ステルス戦闘機生産では、トップはアメリカ、イギリスの「タラニス」が超音速の巡航能力を持つと考えられている。

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